2024「SUBARU V&V安全運転推進研修」第3日目レポート

2024.09.18

1クール全4回にわたって行われる「SUBARU VV安全運転推進研修」。3日目の様子をレポートします。

3日目の今回は、2日目に行われた研修内容からキーワードが抜き出され、「Voice課題」として設定し受講者に出題されました。

この課題に対して受講者はグループにわかれて各ワークグループ毎にディスカッションを行い、キーワードに即して「A:理解したこと(校長の話に触れながら)」、「BAを踏まえて、自分を振り返って気づいたことや考えたこと」、「CABを踏まえて取り組むこと(ToDo)」をまとめあげ、3日目の今回に発表する方式です。

課題は「SUBARUのブランドを守る」「プロフェッショナルとは」「危険予知力を高める」「失敗から学ぶ」「交通社会をリスペクトする」「人間力とは」という6問。一見すると漠然とも取れるキーワードながら、初日の講義を聴いていればいずれも明確な意図をもって返答できるようになっており、各グループとも個性的なアンサーをSDJ講師陣にフィードバックしていきます。その中から10点をテンベストとして選出し、テンベストを例にして研修は進みました。

テンベストからいくつかピックアップすると、「SUBARUのブランドを守る」というキーワードに対して「CABを踏まえて取り組むこと(ToDo)」には、「会社として打ち出しているコンセプトと市場顧客の期待を裏切らないような行動として絶対に事故を起こさないという意識を持って運転する→見通しの悪い道路の徐行運転や体調やメンタルが弱っている時に車に乗らない、かもしれない運転の実施」や、「会社の近くに限った話ではないが、改めて安全運転に取り組む。夜間の騒音に気を付ける等、近隣の方に迷惑をかけるような行動をしない」といったアンサーがありました。

また、「交通社会をリスペクトする」というキーワードに対する「CABを踏まえて取り組むこと(ToDo)」には、「日常的に交通ルールの遵守を再確認し、自分自身や同僚に対して交通安全意識を高める行動を行う。具体的には、毎月1回、交通安全に関する情報を共有するためのミーティングを開催し、最新の交通ルールや安全対策についての知識を深める。また、通勤時や業務中に交通ルールを意識した行動を心掛け、その実践を記録し、定期的に見直す」や、「普段の運転で積極的に順番を譲ったり、渋滞時には緩衝運転をすることで自分が交通社会の一員であることを意識し、譲り合いの精神やマナー意識の醸成を図る」といったアンサーが見られました。

いずれも交通安全に対してより一層意識することが肝心であると感じられたようです。Voice課題シートには受講者の気付きや具体的な対策案など、「VV安全運転推進研修」のカリキュラムが深く浸透したことが窺えるアンサーが満載されていました。

(レポート:甲斐貴之)